自省日記

私の内面観察帳。特に意味は無い。

隣の世界に旅行する

こんばんは。またしても連日投稿。今はブログにハマっている時期のようです。

 

今回は、旅行について。

 

私は旅行をすることは好きだが、その予定を立てることを最近面倒くさいと思ってしまう。ツアーではなく自由な旅行となると、ホテルや飛行機の予約は勿論、行くところも全て自分で決めなくてはならない。非常に面倒だ。その労力に見合うだけの楽しさがあるかというと、そうでもない気がする。でも、たまには旅行をして外の世界をのぞいておかないと、息苦しい気分になるだろうと思う。

 

なら、ツアーで旅行に行けとおっしゃる方もいるかもしれない。予定を立てなくてよいのは楽だが、他人と同じバスに乗ったりして観光地を巡るのはなんだか疲れる気がする。実際、私は実家にいた頃、そういうツアー旅行に何度か行った記憶があるが、旅行中は常に「ホテル行きたい」と思っていた。私は人より疲れやすい性分なので、疲れたらカフェでだらっとして体力を充電したい人間なのである。

 

そこで、最近考えているのは、自分の住んでいる都市であまり自分が行かない地域に行くというものである。特に東京のような大都市は、市街地が広すぎてあたかも多くの街の集合体のような状態となっている。自分が普段使わない電車に乗って、自分の知らない街に行ったら楽しいんじゃないだろうか。

 

こういう小旅行的なものなら、お金があまりかからないので、気を張って準備しなくてもそこまで罪悪感が湧かない。あと、行くのに時間があまりかからないので疲れにくいというメリットもある。何より、自分の生活圏のすぐ外に別の世界が存在するということを認識できるのが貴重な体験だ。私たちは、生きている中で多くのストレスにさらされている。そういう精神的・肉体的に疲労した状態だと、狭い視点でものを考えがちだ。そこで、少し足を運べば別の世界があるということを知っておけば、その時自分が抱えている問題が解決しないにせよ、その問題に立ち向かえるだけの健全な精神性を取り戻すことができるように思う。