自省日記

私の内面観察帳。特に意味は無い。

クレカと私のマネーライフ

ごきげんよう

今、どのクレジットカードを申し込もうか調査している。

還元率が高い方が良いだの年会費が安い方が良いだの、基準となる要素が多すぎて困惑している。税金の支払いでポイントが付くカードなんてのもあるようだ。3時間も調べれば十分だろうと安易に考えていたが、それではまだまだ不十分らしい。

思えば、子供の頃からこういうお金に関することは苦手だった。

私の親はクレカを持っていなかった。確か、使いすぎてしまうから持たないと言っていたと思う。今となってはその程度の資産管理もできないでどうするのだと呆れてしまうのだが、当時子供であった私はその言葉を正直に受け止めてクレカに対する一種の恐怖心を持っていた。

また、自分専用の銀行口座は18歳になるまで持っていなかった。お金は汚いものだという価値観を植え付けられていたので、親に自分の口座を持ちたいなんて言ったら怒られると思っていた。親の方も私の口座に関する話を一切しないので、話すこと自体がタブーなんだと思い込んでいた(実際は全然そんなことなかった)。大学で下宿するので作らざるを得ない状況になったのだが、自宅から通える大学に通っていたらどうなっていただろうと不安になる。

さらに、大学時代の途中まで家計簿というものをつけたことが無かった。面倒だというのもあったが、何より使った金が無くなるという事実に耐えられなかった。しかし実際つけ始めてみると、自分が比較的倹約家なのもあってほとんど怖いという感情は発生しなかった。

3つ私のエピソードを紹介した。要は何が言いたいかというと、私は特に金銭関係において思い込みが非常に激しい人間であった(笑) 

話をクレカに戻そう。世間一般を見ると、リアルの店でクレカ支払いをしている人はそんなに多くない。しかし実際よく考えると(よく考えるまでもないが)クレカを支払い手段に用いれば、現金をいちいち数えて払う必要がなくなる、ポイントが付くなどメリットの方がはるかに大きい(もちろん不正利用のリスクなどデメリットはあるが)。

長年日本人の多くは現金主義であったが、最近では電子マネー等の現金以外の決済方法が台頭しつつある。良い傾向だ。使う側もレジ側も最初は使い方に戸惑うだろうが、このような合理的な決済方法が主流になれば良いなと思う。